上海自由貿易区経験の普及、中国経済のモデルチェンジを促進

上海自由貿易区経験の普及、中国経済のモデルチェンジを促進。

タグ: 上海自由貿易

発信時間: 2014-10-29 17:34:39 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

上海自由貿易区に続き、いくつかの地方も自由貿易区計画を立てている。徐部長は、自由貿易区は上海という一つの都市のみにとどまることをしてはならず、改革の全面的深化という目標に基づき、条件が整ったその他の地区にも導入する必要があり、上海の経験を組み入れると同時に地域特徴を生かしながら差別化競争を行うべきだと語った。いまのところ、最も注目されるのは長く取りざたされている天津自由貿易計画だ。関係筋によると、天津港はその地縁的優位をよりどころに対外開放拡大の新たな重要陣地になるという。「天津の大型装備製造業は成長が目覚ましく、ファイナンスリースへの需要も高い。それが天津の優勢だ」。

注目すべきことは、上海自由貿易区の外貨管理における革新措置、クロスボーダー双方向人民元資金プール関連制度といった金融改革の成果は中国の対外貿易や投融資の利便化を促進するほか、多国籍企業の財務コストの削減につながるため、多国籍企業を引き付ける魅力が高まり、複製可能性がかなり高い点である。一方、上海自由貿易区の自由貿易口座システムにより、企業が国際金融市場とリンクしながら、国内市場と限定的に隔離するという環境が作り出されている。実際、これら成熟した経験はすでに条件の備わった他の地区にも導入されている。例えば、「天津生態城(エコシティ)」と「蘇州工業パーク」ではすでにクロスボーダー人民元業務の革新措置が実施されている。

     1   2   3    


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。