アリババが米国で上場し、国際市場の開拓に力を入れると同時に、アマゾンとアリババの中国市場における競争も激化しつつある。10日付中国証券報が伝えた。
アマゾンは11月5日、中国での物流ネットワークの建設に関する進展を発表した。1年だけで、アマゾンの当日配布と翌日配布サービスの範囲は5倍拡大し、すでに1400の都市・区・県をカバーするようになった。
アナリストは、「2014年の独身の日は、全国の宅配便の総件数が5億件を上回る見込みだ。独身の日やクリスマス、元旦などの祝日の到来に伴い、ネットショッピングはピークを迎え、宅配便業者も業務の急増に備えている」と話す。
「中国証券報」より2014年11月10日