経済のグローバルガバナンスに新たな足並み
習主席は、「我々はこれを契機に、公平かつ公正で、包容かつ秩序ある国際金融システムを構築し、新興国や発展途上国の代表性と発言権を向上し、国際経済協力における各国の権利・チャンス・ルールの平等を確保しなくてはならない」と指摘している。
「経済のグローバルガバナンスの整備に関して、習主席による3つの『平等』を同時に提起したことは非常に目新しい感じがする」。中国社会科学院世界政治・経済研究所の張宇燕所長はこう話しながら、「3つの『平等』は中国を含む新興国や発展途上国全体の利益と要求を表しており、公平かつ公正で、包容かつ秩序のある国際金融システムの構築に有利だ」と述べた。