投中研究院の統計データによると、11月末時点で2014年の中国株式市場の新規上場企業数は224社で、その資金調達総額は3407億8000万元と、2013年の年間額を159.05%上回った。2日付中国証券報が伝えた。
2014年のA株市場における新規株式公開(IPO)の再開は、プライベートエクイティ(PE)、ベンチャーキャピタル(VC)の投資撤退のルートの拡大につながっている。2014年1―11月に、174社のVC・PE機関が投資先企業のIPOで投資の撤退を実現した。投資撤退総額は5904億9600万元と、2013年の年間額の14倍以上となった。その平均投資収益率は8.6倍と、2013年の年間平均値を184.63%上回った。
「中国証券報」より 2014年12月2日