米財務省は北京時間1月17日未明、最新の国際資本動向(TIC)統計を発表した。それによると、中国は2014年11月に米国債を23億米ドル売り越し、3カ月連続で売り越しとなった。
中国は米国債を3カ月連続で売り越したが、1兆2500億米ドルの保有額で世界一の保有国としての地位を維持した。
また米国債の世界2位の保有国である日本は同月、191億米ドルの米国債を買い越し、保有額が1兆2400億米ドルとなり、中国との差を縮めた。中日両国の米国債保有額は、世界の米国債保有額の約4割を占めている。
「中国証券報」より2015年1月19日