晋西車軸股フェン有限公司、中能電気股フェン有限公司は1月15日、海外子会社の設立もしくは海外展開中の企業を買収する形式で海外事業を拡大すると発表した。国家の「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)戦略の勢いに乗り、中国の多くの関連上場企業が海外進出を加速させている。中国証券報の一部の統計データによると、2014年12月から現在まで、10数社が海外子会社の設立もしくは買収案件を発表している。16日付中国証券報が伝えた。
◆海外進出を加速
晋西車軸股フェン有限公司は1月15日、10万米ドルの自己資金でイギリス領ヴァージン諸島および中国香港にそれぞれ100%出資の子会社を設立し、対外投資、国際市場の開発を進めると発表した。
同社によると、上述した子会社の設立は発展戦略を調整し、国際化戦略を推進・拡大する重要な措置の一つだ。同社の海外事業の規模は2014年より、国際市場のレール交通業界の緩やかな回復、中国レール交通設備製造メーカーの海外進出加速に伴い拡大している。2015年には50%以上のペースで拡大する見通しだ。