中央1号文書、農業の持続可能な発展を強調 近代農業発展の決意を発信

中央1号文書、農業の持続可能な発展を強調 近代農業発展の決意を発信。 新華社は1日、「改革・革新の強化と農業近代建設の加速に関する若干の意見」を発表した…

タグ: 中央第1号文書

発信時間: 2015-02-02 17:07:24 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

新華社は1日、「改革・革新の強化と農業近代建設の加速に関する若干の意見」を発表した。これは2015年における中央1号文書となり、長さが約12000字、内容は下記5つの方面に及ぶ。1、近代農業建設をめぐり、農業発展方式の転換を加速させる。2、農民所得増加問題をめぐり、農業優遇政策を強化する。3、農村・都市部発展の一体化問題をめぐり、新農村建設を一層推進する。4、農村発展の活性化をめぐり、農村改革を全面的深化させる。5、「三農」(農業・農村・農民)への着実な取組みをめぐり、農村の法治建設を強化する。これは2004年以降、中央1号文書が12年連続で「三農」問題にフォーカスすることになり、農村問題の重要性を垣間見ることができる。

中央1号文書は経済発展の新常態の下で農業・農村の新発展を達成するあり方について明確な答えを示した。すなわち、食糧安定と所得増加、質の向上と効率アップ、イノベーションによる駆動力という総要求に基づき、農村改革の全面的深化を続け、農村の法治建設を全面的に推進し、食糧生産能力の向上における新しい潜在力を掘出し、農業構造の合理化における新ルートを切開き、農業発展方式の転換における新しいブレークスルーを見つけ、農民の所得増加における新成果を獲得し、新農村建設における新たな一歩を邁進することだ。

ここ数年、中国は農業で著しい成果を収めているが、発展と同時に多くの試練にも直面している。不足しつつある資源と脆弱な生態環境、競争力の備わらない価格は正に従来の農業発展モデルに対する警告だ。農業の持続可能な発展は中国農業が直面する新たな課題となる。文書では、生産量への追及や資源の消耗に頼る粗放的な経営から早急に脱皮して、数量・質・効率の同時成長、競争力の向上、農業イノベーション、持続可能な集約発展に中心を移し、収益率の高く、製品が安全で資源が節約された、環境に優しい近代的な農業発展の道へ邁進することが提起され、また耕地に対する質の保護・向上に取組み、農業構造の調整を推進し、農業イノベーションによる駆動力を強化する必要があると示した。

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