中国農業科学院農業経済研究所の朱立志研究員は、「現在行われている『子孫の田を耕して今季の穀物を栽培する』という従来の発展モデルは地力や生産能力を大いに超過し、にっちもさっちもゆかなくなっている。本日通達した中央1号文書は「方式転換」に力を入れ、ターゲットが明確で、近代農業の道を歩む中国の決心を発信するメッセージとなっている」と話した。
「文書では食糧生産能力の一層向上が必要だと提起されている。これは生産高をより多く強調する従来の内容と明らかに異なる点である。中国を強くするには農業が強くならなくてはならない。農業の強さは生産量に表れるものではなく、競争力に表れるものだ。このことは『方式転換』における農業のより多くのブレークスルーを物語っている」と朱立志氏が話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年2月2日