なお、海外旅行に出かける人が絶えず増えていることで、春節の消費拡大効果は内需をけん引すると同時に、全世界の市場に利益をもたらしている。
中国国家観光局によると、今年の春節の連休期間中、人民元高やビザ申請手続きの簡略化などの影響を受け、海外旅行に出かける人数は延べ519万人にのぼり、前年同期に比べて約10%増えたということ。今年の春節の人気旅行先は、韓国(15.6%)、タイ(13.9%)、日本(8.7%)、オーストラリア(4.4%)、シンガポール(3.6%)、マレーシア(2.9%)、インドネシア(2.3%)、フィリピン(2.0%)、イタリア(1.5%)、ニュージーランド(1.4%)の順になっている。
中国国際放送局日本語版 2015年2月25日