香港証券取引所の李小加CEOは23日、未年の取引開始の記念式典に出席した際に、「滬港通」(上海と香港の株式取引の相互乗り入れ制度)枠組みにおける空売りを近く解禁すると表明した。25日付中国証券報が伝えた。
初期の空売り規模は一定限度内となるが、徐々に拡大される見通しだ。香港証券取引所は18日に、投資家は3月2日より「滬港通」を通じて上海証券取引所の株式を空売りできるようになると発表した。
また、年内の開通を予定している「黄金滬港通」(上海と香港の金取引の相互乗り入れ制度)はシステム調整中で、早ければ6月頃、遅くても年末には開通する見通しだ。
「中国証券報」より2015年2月25日