韓国『中央日報』はこのほど、「アリババの創業者マー氏の末裔291万人…中国『創客ブーム』 」と題する記事を掲載した。内容は下記の通り。
北京の中関村で創客ブームが起こり、深セン、上海、貴州、ウルムチなどへと拡大している。「創客」とはITを基礎とするベンチャー企業の創業者を指す。創客は現在、気前のいい中国人観光者のように中国から出て、世界経済の枠組みを変化させようとしている。
「中国版シリコンバレー」と呼ばれる中関村に入居する企業は2万社以上で、韓国の昨年のベンチャー企業の総数に相当する。中関村だけを見ると、ベンチャー企業数は2013年に6000社を超え、1日平均20社のペースで設立された。このほど最も注目を集めている「創客」の聖地は、深センの華強北だ。成都も注目されている都市だ。成都では昨年11月、「創業週末コンテスト」が開かれ、16歳の学生が優勝者となった。天津でも「創客」の風が吹き荒れている。検索最大手の百度は昨年7月、天津に3000平方メートルの創業センターを設立し、創業者に金融・法律コンサルティングを提供し、無料でオフィスを賃貸している。