長年に渡り世界の産業チェーンのローエンドを徘徊している「メイド・イン・チャイナ」は、いかにして再生を実現するべきだろうか?政府活動報告の「メイド・イン・チャイナ2025」は、いかにして実現するべきだろうか?全国政治協商会議委員の周成建氏は、製造大国から強国に変わるためには、民族ブランドの振興が不可欠だと述べた。
周氏は、「多くの高級品ブランドのOEM先が中国となっている。残念ながら、中国は生産大国であり消費大国でもあるが、ブランド強国ではない」と話した。
周氏は、「先進国の一部の経験を参考にし、中国の特色ある民族ブランドを支援する政策を制定するべきだ。例えば民族文化および民族ブランドの誇りを意識的に引き出すことで、民族文化およびブランドの自信を養う。また重点企業を選び、これらの企業を優遇や奨励の対象とし、優秀な民族ブランドの勃興を促すことなども可能だ」と提案した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年3月14日