李克強総理は、第12期全国人民代表大会第3回会議の開幕式で行った政府活動報告の中で、「製造業は中国が強みを持つ産業だ。『メイド・イン・チャイナ2025』を実施し、製造大国から製造強国への転換を加速していく。伝統産業の技術改造を推進し、余剰生産能力を消化し、企業の合併再編を支持し、工業化と情報化の深い融合を促す」と強調した。
中国大手空調メーカーの格力電器の董明珠董事長は、「メイド・イン・チャイナ2025」は中国の製造業全体に対して、新たな努力の目標を与えたと述べた。
単純な製造から革新型製造メーカーにモデルチェンジすると同時に、中国企業は海外市場で現地生産のブームを巻き起こしている。董氏は、「中国は今後10年で中高級産業への変化を実現する。中国企業の海外進出は、製品の海外進出のみならず、多くの人に中国製品を通じ中国を理解させることが重要だ」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年3月14日