中国人民銀行(中央銀行)のウェブサイトが19日に発表した「金・金製品輸出入管理方法」によると、中央銀行は国家マクロ経済調整の需要に基づき、金・金製品輸出入量を制限するための審査を行うことが可能だ。同方法は4月1日より施行される。20日付中国証券報が伝えた。
中央銀行は今後中国海関(税関)総署と共同で「金・金製品輸出入管理リスト」を制定・発表する。同リストに含まれる金・金製品は輸出入の通関の際に、中国人民銀行とその関連機関が発給する「中国人民銀行金・金製品輸出入許可証」を、税関当局に提示することが必要となる。
「中国証券報」より2015年3月20日