中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は先ほど、ボアオ・アジアフォーラム2015年年次総会で、「中国の金融政策は、構造調整や新常態を迎えた経済情勢など、自国の経済状況に基づき判断される。他国のやり方によって、中国がプレッシャーを感じることはない」と述べた。30日付中国証券報が伝えた。
周総裁は、「経済情勢は国際情勢のもと、特に商品に関連する場合に絶えず変化する。物価上昇率が低下を続け、不景気が続けば、金融政策は当然ながら国内経済に基づき判断されねばならず、依然として余地が残される」と発言した。
「中国証券報」より2015年3月30日