アジアインフラ投資銀行(AIIB)に28日、新たなパートナーが2カ国加わった。
ロシアのイーゴリ・シュワロフ第一副首相はボアオ・アジアフォーラムで、プーチン大統領の認可を受け、ロシアはAIIBへの参加を表明すると発表した。ブラジル大統領府は27日夜、簡潔なプレスコミュニケを発表し、創設メンバーとしてAIIBに参加する意向を示した。
AIIBは、中国が設立を提唱しているインフラ開発機構で、本部は北京に設立される。AIIBの創設メンバーとなる意向を最初に表明した中国やインドなどは昨年10月、「アジアインフラ投資銀行設立準備備忘録」を締結している。
AIIBの創設メンバーとなる意向を表明した国は28日現在まで39カ国に達している。
「人民網日本語版」2015年3月29日