パナソニックはこの頃、山東省にある自社テレビ工場を閉鎖したが、その理由は今年の同社カラーテレビ業務は赤字経営が続き、そして2014年3月末までの2013年財政年度までに、同社のテレビ事業は六年連続で赤字経営となったからだ。同社は中国のテレビ生産工場を閉鎖したほか、メキシコの生産工場も手放す予定だという。
パナソニックで、多くの家電事業が弱体化し切り離されていることが、同社の家電分野投資の限界性をもたらしている。これを背景に、品質管理、販売ルート、アフターサービスといった面における投資が不足し、総合競争力が低下しつつある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年4月28日