丹陽―崑山大橋
「今後1年間、中国が国内企業による海外インフラ建設と生産能力をめぐる国際協力への参与を奨励し、鉄道、電力、通信、建設機械などの分野の装備の海外進出の推進を強化する方針だ。これは国際経済協力の新たな流れとなりつつある」。ロシア国有 通信社・RIAノーボスチは先般、上記のように報道した。
中国装備の海外進出は、中国のインフラ建設の能力と密接に関連しており、この能力はすでに世界の注目を集める存在となっている。
世界で最も長い橋梁はどれだろうか。サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジでなければ、サウジアラビアのキング・ファハド・コーズウェイでもない。現在までのところ、世界で最も長い橋は北京上海間高速鉄道が走る丹陽―崑山大橋である」と、イギリスの「デーリー・テレグラフ」でこのようにしるされた。
「世界で最も長い12基の橋梁は、そのうち少なくとも9基が中国にある。それはいずれも過去10年余の間に建設されたものだ」という。
「中国製造」から「中国建造」への変化は、中国の国際分業における地位の変化を物語っている。「中国建造」の裏には、大規模の資本密集型製品の輸出がけん引されているということがある。