国務院の会議で李克強総理が発言する様子
「中国装備海外進出の加速化と生産能力をめぐる国際協力の推進は、中国経済の質の向上を図る上で重要な措置となっており、対外開放における新たな優位性の育成、開放型経済の新局面の形成にプラスであり、中国経済と世界経済がより高い次元での融合にもつながる」と、中国国務院の李克強総理は先般、このように強調した。
ケニアのケニヤッタ大統領は今年、中国路橋有限責任会社が建設を請け負ったモンバサ・ナイロビ間鉄道のレール敷設工事現場を視察した際、「鉄道が完成すれば、ケニアの年間GDP成長率が5.8%から8%に押し上げられる。同時に、数万人分の雇用が創出される。これにより、ケニア経済のモデルチェンジは実現できる」と語った。
今や、世界範囲内て、新たなインフラ建設、生産能力をめぐる国際協力のブームが巻き起こっている。多くの国で、これは経済発展促進、貧困者削減、民生改善における重要措置となりつつある。一方で、これは中国装備の海外進出によい機会を提供しており、中国経済と世界経済がより高い次元での融合、互恵協力にも舞台を提供している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年4月10日