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中国は5月1日より3日間のメーデー連休に入る。隣国の日本と韓国の観光業・小売業は再び準備を整え、中国人観光客から利益を得ようとしている。
中国のメーデー連休は、日本のゴールデンウィークと重なる。環球時報の記者が日本を取材したところ、新宿や銀座などの日本人消費者を販売対象としていた商店が、外国人観光客の需要に迎合するため商品ラインナップを調整した。ビックカメラ、ヤマダ電機などは、中国人客の間で評判の良い商品を販売する売り場を特設している。ユニクロ新宿店の免税サービスカウンターの店員も、多くが中国人だ。一部の100円ショップも、中国語のラベルを張り始めている。化粧品メーカー・カネボウの渉外部門の安東晴氏は、環球時報の記者に対して、「当社は今年1月より生産ラインを増設し、中国人客の人気が高いフェイスパックやフェイスクリームの生産能力を2倍に拡大した。当社は大阪心斎橋の薬局に、中国語の通訳を派遣した」と述べた。