上海総合指数の日足チャート
27日のA株市場で、上海総合指数と深セン成分指数はともに上昇して始まり、活発な取引の中、堅調な伸びを続けた。10時以降、石油セクターが急伸し、中国石油、中国石化がまれにも相前後してストップ高となり、株価指数を押し上げた。上海総合指数は前場で4500ポイントを突破した後、やや反落したが、後場には再び力強い伸びを示し、4500ポイント以上で引けた。終値では、上海総合指数が3%以上上昇し、7年来の高水準を再度更新した。
同日、上海総合指数は3.04%上昇し、4527.40ポイントで引けた。深セン成分指数の終値は1.44%上昇の14809.42ポイント、創業板指数は0.47%上昇の2747.50ポイントだった。上海、深セン市場と創業板の取引高はそれぞれ9752億元、6642億元、554億元。市場全体を見ると、全セクターで上昇が見られ、石油、プロジェクト建設、港湾水運、石炭、宇宙航空・軍需工業、銀行などのセクターの伸びはが高かった。まれにも中国国有石油二大手の中国石油、中国石化がともにストップ高となる場面が現れた。そのほか、中国中鉄、中国鉄建の合併に関する噂の影響を受け、中国中鉄が午後にトップ高となり、上海・深セン両市場のストップ高銘柄は100を回った。