中国人観光の経済効果に期待
同白書は中国人が関心を寄せる観光業についても触れた。今年2月は春節で中国が長期連休に入ったため、銀聯カードの日本国内での決済額が前年同月の3.5倍になったという。中日の報道で、いわゆる「爆買」という言葉が有名になった。
同白書は今後の中国人の訪日旅行について、沿岸部の都市圏のリピーター、マルチビザ発給要件緩和により日本を訪れる個人客が増加すると予想した。日本の各自治体・企業は2020年東京五輪の開幕前に、中国人客が市場に経済効果をもたらすことに期待しており、積極的に措置を講じているという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年6月18日