同記事によると、ベイン・アンド・カンパニーは消費者4万人のショッピング習慣について調査したところ、中国国内企業の競争力が強くなり、特に中小都市で優位性が目立ち、売上高伸び率が北京、上海などの大都市を上回っている。
このような状況を背景に、ケア用品、包装食品分野といった消費財分野では、中国の大都市と中小都市のいずれにおいても外資系ブランドのシェアが低下している。中国の経済成長が減速し、企業の販売が低迷する中、依然として売上高を伸ばしている企業のほとんどが中国企業だ。衣類柔軟剤メーカーの広州立白企業グループと飲料メーカーの天地壱号飲料股フン有限会社が典型的な例だ。