7日、上海総合指数と深セン成分指数がともに下落して始まり、その後上海総合指数が下げ続け、午前11時頃によやく下げ幅が縮小し、最安値から上昇に転じた。前場の取引時間中に上海総合指数が3700ポイント、3600ポイントの大台を相次いで割り込み、一時今回の調整トレンド最低の3585.40ポイントを付けた。全般的にみると、保険と銀行株の上昇が目立ったが、市場全体の上昇を牽引する効果はそれほど大きくなかった。後場では、上海総合指数が小幅上昇となった一方で、創業板(新興企業向け市場)株が軒並み急落し、引けに近づくにつれ、主要指数構成株のリードにより、上海総合指数が3700ポイントを回復した。しかし、上海・深セン市場で、あわせて1716の銘柄がストップ安となり、相場は深刻なものであることが伺える。