ダイキンは中国撤退を否定
ダイキンの生産能力の回帰により、業界内ではダイキンが中国から撤退するという噂がささやかれている。薛氏はこの噂を否定し、「グループは常に中国市場を重視しており、中国市場の長期的・持続的な発展を重要な戦略の一部としている。中国市場のニーズを満たす製品を発売し続け、中国の生産拠点の生産能力を拡大し、毎年の業績成長を実現している」と述べた。
ダイキン工業の2014年度業績報告書によると、昨年の中国区の売上は3533億7600万円(2013年は3228億8300万円)に達した。ダイキンにとって中国区は日本と米国に次ぐ世界3位の市場で、売上全体の18.44%を占めている。