北京万生薬業、精雕科技などのバイオ医薬、省エネ・環境保護、ハイエンド製造、新型建材、新エネ、石油化学などの「スター企業」は、今年中に北京・天津・河北の産業融合を開始するか完了する予定だ。各社は生産性研究開発施設、産業関連施設、製造施設を自発的に河北や天津に移し、本部研究開発センターを北京に集約する。
医療事業の協力 燕達病院の受診患者数 北京・天津・河北の医療事業の提携の試行として、燕達病院は2014年5月9日に北京朝陽病院と、事業提携の協定に調印した。後者は5人の管理者と13人の専門家を前者に派遣。燕達病院は11月18日に北京天壇病院と、北京市東部で最大の脳科学センターを共同建設する協定に調印した。北京市衛生計画生育委員会は燕達病院を、北京市の新型農村合作医療事業の定点医療機関のリストに入れた。北京の新型農村合作医療保険の加入者は昨年末に燕達病院で受診し、初めて省を跨ぐ医療保険リアルタイム決済が実現された。事業提携から1年間で、燕達病院で受診する患者数が前年比1.5倍増に、入院患者数が2倍増に、手術数が約3倍増になった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年7月13日