米財務省が現地時間16日に発表した最新のデータによると、中国が今年5月に69億ドルの米国債を買い増しした。これで、中国は3カ月連続で米国債を買い増しし、米国債最大保有国の地位を維持した。
5月末時点で、中国の米国債保有高は1兆2703億ドルで、米国側の4月末修正値の1兆2634億ドルを上回り、3カ月連続の米国債買い増しとなった。
昨年9月から今年2月までの間、中国が米国債保有高を減らし続けており、売却総額が460億ドルとなった。これを受け、2月、中国は米国債最大保有国の地位を日本に譲ったが、3月の373億ドルの大幅買い増しで、再び日本を抜き一位の座を取り戻した。4月、中国はさらに24億ドルの米国債を買い増しした。