全国70か所の大中都市で不動産価格が下げ止まっているが、北京市の不動産価格も全面的な値上がりの局面を迎えている。北京市統計局と国家統計局北京調査チームが20日に発表したデータによると、6月の新築住宅と中古住宅の価格は共に前月比で上昇した。中小型の新築住宅は前年比で見ればマイナスだったものの、大型住宅と中古住宅の価格は前年比でもプラスとなった。そのうち中古住宅の価格は前年を大きく上回る7%のプラスとなった。
前月比で見た場合、6月の北京の新築住宅の価格は1.6%のプラスとなった。そのうち90平米以下の小型住宅は0.9%のプラスで、90から144平米の中型住宅の価格は1.9%のプラス、144平米以上の大型住宅は1.8%のプラスだった。大型ほど上げ幅が大きい傾向にある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年7月22日