新疆の鉄道建設は中部・西部の鉄道建設加速の縮図に過ぎない。中国共産党中央委員会と国務院がうち出した中部・西部地域の経済社会発展の加速に向けた戦略的計画を踏まえ、中国鉄路総公司は中部・西部の鉄道建設への投資を拡大した。今年上半期に国が鉄道建設に投入した固定資産投資は2651億3千万元(約5兆2850億円)に上り、前年同期比12.7%増加した。新路線2226キロメートルが運行をスタートし、このうち中部・西部を走るものが半分を占めた。特に6月、中部・西部で輸送の大動脈の増強が行われ、上海と昆明を結ぶ滬昆高速鉄道の新晃西-貴陽北区間、鄭州市と焦作市を結ぶ鄭焦都市間鉄道、合肥-福州間の合福高速鉄道の3路線が相次いで営業を開始すると、中国の高速鉄道営業キロ数は1万7千キロメートルを突破した。
計画では、年内に鉄道固定資産投資として8千億元(約15兆9469億円)が投入され、通年で新路線8千キロメートル以上が運行をスタートし、このうち中部・西部を走る部分が6500キロメートルで81%を占める予定だ。年内にも、全国の鉄道営業距離数は12万キロメートルに達し、うち中部・西部が9万キロメートル超で全体の76%を占めるとみられる。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年7月26日