ブラジルのアントニオ・カルロス・ジョビン国際空港では、2016年に開催されるリオデジャネイロオリンピックのマスコット「ビニシウス」とパラリンピックのマスコット「トム」が、手を広げて、世界各地から来た旅行者を迎えている。人民日報が報じた。
空港のカウンターには、マスコットのバッジや人形などが並べられており、よく見ると「Made in China」と書かれている。これらは、北京華江文化発展有限公司が設計し製造したものだ。落札からわずか4カ月半でマスコットを発表した同社は、08年の北京五輪、12年のロンドン五輪、リオデジャネイロ五輪でいずれも特許権を獲得した唯一の企業だ。