しかし、沈報道官は、「この二つの要因は中国の年間対外投資額に影響することはない。年間投資額は依然として高い伸び率を維持することができる」と強調した。
1~7月、中国の直接投資額が1億ドルを上回った国・地域は37カ所、そのうち、投資額が10億ドルを超えた国・地域は中国香港、ケイマン諸島、シンガポール、米国、オランダ、イギリス領ヴァージン諸島、オーストラリアの7カ所となった。
同時期、中国香港、ASEAN、EU、オーストラリア、米国、ロシア、日本の7主要エコノミーに対する中国大陸部からの投資額は、497億7000万ドルに達し、同時期の中国からの対外直接投資総額の78.4%を占めた。対ASEANは57.6%、対香港は118.7%、対米は35.8%それぞれ増加し、増加率が比較的著しかった。これに対し、対EUは36.1%、対オーストラリアは35.6%、対ロシアは19.1%、対日本は8.3%それぞれ減少した。(編集JZ)
「人民網日本語版」2015年8月31日