◆スマートウォッチ、技術革新でブームに
通話機能を持つ腕時計は簡単なスマートフォンのようなもので、通信・測位モジュールの小型化に革新が見られる。携帯電話と同じく多彩なGPS、GSM、Wi-Fi、ブルートゥースの4本のアンテナを、携帯電話の数分の一のサイズしかない腕時計に内蔵し、携帯電話と同じ通話の質を保証する--。この技術的難題を解消し、通話機能付きの腕時計が誕生した。
◆電磁波の健康への影響は?
GPSモジュール、SIMカードを搭載したスマートウォッチは、GSM信号を通じて測位機能を実現する。さらにブルートゥースで保護者の携帯電話やアプリとつなげることで、児童の位置をリアルタイムで把握できる。児童は腕時計のボタンを押すことで、保護者と通話できる。電波が弱く、腕時計の電磁波が強まっている時でも、人体に有害な量には達しない。
通話機能付きの腕時計「小天才電話手表」の商品企画担当者は、「携帯電話のみならず、すべての家電が電気を使う際に電磁波を発生させる。ただしすべての電磁波が、人体にとって有害とは限らない。腕時計で通話する際、顔から10−15センチの距離があるため、携帯電話よりも受ける電磁波が弱く安全だ」と説明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年9月2日