解説:オンラインの国家館はすでに新鮮ではない。プラットフォーム系にせよ直売系にせよ、EC企業はすでに棲み分けが進んでいる。価格戦に陥り、家電需要が乏しい時期の国美が今さらのように始めたこの戦略は、すでに負け戦のようにも感じられる。
しかし、もし家電という一点突破において品数や価格、物流などで顧客体験が極めて優秀ならば、消費者が振り向く可能性もあるだろう。いずれにせよ、蘇寧やアリババ、万達、京東などの大手が提携に勤しんでいる現状において、孤立する国美がどう対応するのかは気になるところだ。ライバルを模倣して海外に打って出るのか、革新的な打開策を採るのか。誰もが固唾をのんで見守っている。
中国網日本語版(チャイナネット)」2015年9月8日