中国交通部は記者会見を開き、8月の交通運輸経済運行状況を報告した。劉鵬飛報道官によると、1−8月の鉄道建設投資は、前年同期比2.4%増の3786億元に達した。専門家によると、今年の鉄道固定資産投資目標は8000億元で、1−8月にそのうち47%が達成された。施工ブームの到来により、今年通年の鉄道投資は目標額を上回る見通しだ。
中国交通部のデータによると、1−8月の鉄道・道路・水路固定資産投資は、6.2%増の1兆4482億元に達した。うち鉄道は2.4%増の3786億元、道路は8.0%増の9716億元、水運は1.3%増の871億元。中西部の伸び率は、東部を大幅に上回った。
中国工程院の王夢恕氏は、「今年は第12次五カ年計画の最終年で、多くのプロジェクトが急ピッチで進められている。第4四半期は施工のピーク期だ。安定成長の需要、中西部の建設の補完といった要因により、通年の鉄道投資が8000億元を超える可能性が非常に高い」と分析した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年10月3日