第三のエンジンは、「改革」だ。中国には“責任を持って法を行使し、法規を超えた権限を禁止し、法にない権限を禁止する”という言葉がある。2050年までに中国はこの言葉を行動で示す。この面で中国は広く協力していくだろう。つまりアジア諸国でいかに法制社会を実現するかを考えている。
第四のエンジンは「エコ」だ。世界の先進国には2つのモデルがあると考える。1つはアメリカモデル。もう1つは日本モデル。日本モデルはエコ文明のモデルとして相応しい。また中国が望む発展モデルに最も合っている。
第五のエンジンは「民生(人々の暮らし)」だ。市民だれもが公平な機会を持って社会の発展に貢献し、社会進歩の成果を分かちあってもらいたい。特に我々は高齢化社会に直面している。よく知られるように、日本の高齢者は世界で最も長寿で健康的だ。現在、日本の新しいマクロ政策のうち、最も重要な方向性は、高齢者や女性が社会で貢献することである。日本のこの面での経験は、中国が学び、鏡にする価値が非常にある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年10月26日