中国はこれからトルコで開催されるG20のアンタルヤ・サミットを非常に重視しており、各国とともに世界の経済成長を促進し、グローバル経済ガバナンスを強化し、経済改革のモデル転換を推進したい考えを繰り返し表明する。中国は今年10項目の重点的承諾をうち出しており、内容は経済成長モデルの転換、金融体制改革など多岐にわたる。
今月初め、習近平国家主席は2016年に中国で開催予定のG20杭州サミットの主要目標として次の3点を明らかにした。
(1)当面の世界経済における最も目立った問題を解決し、世界経済の長期的・安定的成長の推進に向けた積極的な共通認識に到達する。
(2)G20メカニズムが発展し改善され、国際経済協力の主要プラットフォームとしての地位を強固なものにし、グローバル経済ガバナンスがより公平で、包容力があり、効率のよいものになるよう推進する。
(3)各方面が相互理解、相互尊重の態度に基づき、お互いの食い違いを適切に処理し、G20の団結協力という積極なシグナルを外部に発信する。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年11月15日