人民銀行の責任者は、人民元のSDR採用に関するIMFスタッフの分析と提案を称賛したほか、「これは中国経済の発展と改革開放の業績に対する肯定だ。中国は、人民元のSDR採用により、SDRの代表性と吸引力が高まり、現行の国際通貨体制が改善され、中国と世界の両方に利益がもたらされると考える。各国が人民元のSDR採用を支持することを望む。中国は11月30日にIMF理事会で発表される結果に期待し、これを尊重する」と述べた。
国際銀行間通信協会(SWIFT)の統計によると、人民元はすでに世界第2の貿易融資通貨、第4の決済通貨、第7の国際準備通貨となっている。
人民銀行の責任者は「中国は今後も全面的な改革深化の戦略を断固として推進し、金融改革と対外開放を着実に推進していく」と述べた。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年11月15日