▽スマートハードウエア従事者が「新たな人気者」に
従来型コンピューター産業と異なり、北京中関村にある科学技術企業ではスマートウェアラブル設備を手がけるハードウエア電子回路エンジニアの潘さんが、オフィスでコードを書くことはもとより、蘇州や深センなどにたびたび飛んで製造業者と製品のデザインについて話し合うことも担当する。能力の高い潘さんは、入社からわずか2年で月収が3万元になった。
趙鵬さんの話:「発展の流れがハードウエア産業の収入の持続的上昇を決定づけた。小米ブレスからアップルウォッチまで、さらには血糖測定器や電子ドアコントローラーなどのスマート家電まで、スマートハードウエアの応用範囲がますます広がるが、人材育成のペースはしばらく産業の発展に追いつきそうにない。そこでスマートハードウエアの設計や開発を手がけることのできる技術者はここ数年は相当いい思いをするだろう」。