▽農業経営者の将来性は広大
山東省高唐県の農村に住む王長印さんは今、栽培面積の持続的な拡大で大いに忙しい。当地の大規模農家として、土地600ムー(40ヘクタール)を貸し付け、タマネギとコムギの二毛作を行う。「穀物を育てれば10万から20万元の収入になり、これに収穫後の副産物である残茎があり、今年は30万元以上の収入を見込む」と話す。
山東社会科学院経済研究所の張衛国所長の話:「大規模化された経営、産業化された経営により、農村にはより多くの『かっこいい農民』が生まれるようになる。第13次五カ年計画期間中、農業の基本的役割を引き続き重視するという国の流れは変わらず、農業分野の変化はより深く広いものになる。その頃には高収入の職業としての農業に従事する人がより増えているだろう」。