「東アジアを世界経済の安定した成長軸に」 李総理が東アジアサミットで提言
「東アジアを世界経済の安定した成長軸に」 李総理が東アジアサミットで提言。
タグ： 世界経済
発信時間： 2015-11-23 15:22:52 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
李克強総理は22日、マレーシアの首都クアラルンプールで開かれた「第10回東アジアサミット」に出席。会議には、東南アジア諸国連合（ASEAN）10カ国の首脳のほか、韓国の朴槿恵大統領、日本の安倍首相、米国のオバマ大統領、ロシアのメドヴェージェフ首相、インドのモディ首相、オーストラリアのターンブル首相、ニュージーランドのジョン・キー首相、 国連の潘基文（パン・ギムン）事務総長が出席した。
李克強総理は、第10回目となる東アジアサミットの開催にあたり、この10年は「東アジアの協力と発展の10年」、「各国が繁栄の成果を分かち合う10年」、「東アジアサミットの影響力が拡大し続けた10年」だったと振り返った。また、今後のサミットの協力については、次のような見解を示した。
（1）地域経済の一体化推進を加速し、東アジアを世界経済の「安定した成長軸」（Growth Pole）とする。
中国はASEANと成長戦略の連携を強化し、より緊密な「中国－ASEAN運命共同体」を構築、2020年までに「東アジア経済共同体」設立を目指す。「中日韓自由貿易協定」（FTA）、「東アジア地域包括的経済連携」（RCEP）などの交渉を推進。東アジア諸国と「一帯一路」計画や国際生産協力を進め、周辺諸国の金融機関と共同で「アジア金融協力協会」の設立を提唱する。中国は引き続き世界経済の重要な成長エンジンであり、間もなく実施される「第13次5カ年計画」（十三五、2016～20年）では、2020年をメドに「小康社会」の全面的実現を目指す。これらは東アジア諸国をはじめとする世界各国に多くのビジネスチャンスをもたらす。
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