中国保険業監督管理委員会が30日に発表した統計データによると、中国の保険業全体で2015年1-10月の元受収入保険料は前年同期比19.68%増の2兆707億1200万元に上った。元受収入保険料の内訳について、◇損害保険が10.84%増の6505億6600万元、◇生命保険が21.17%増の1兆1627億700万元、◇医療保険が48.35%の2027億2500万元、◇意外傷害保険が16.4%増の547億1500万元--。
資金運用に関しては、10月末時点で保険会社の資産運用残高が10兆6061億6400万元に上り、年初から13.66%増加した。内訳は銀行預金が2兆4189億1000万元(全体の13.66%)、債券が3兆7120億6700万元(同35%)、株式・証券投資信託が1兆4863億6800万元(同14.02%)、その他の投資が2兆9888億1900万元(同28.17%)。全体に占める割合は銀行預金が1.65ポイント低下する一方、債券が0.17ポイント、株式・証券投資信託が0.8ポイント、その他の投資が0.68ポイント上昇した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年12月1日