その上、「中国の為替制度は、市場需給を基盤に、通貨バスケットに連動した管理変動相場制度。SDR入りで基本的な為替制度は変更しない。基本的な為替を維持しながら、市場化改革と体制の整備をさらに推進する」と述べた。
資本流出の懸念はない、国際収支のモニタリングを強化
人民元がSDRに採用された後、人民銀が介入を緩め、中国からの資本が流出することも市場では懸念されている。これに関しても、易綱氏は「懸念する必要はない」としている。「SDR入り後も、為替レートの形成メカニズムは変わらない。人民銀は市場化改革を引き続き推進する」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年12月2日