ワンボックスカーを除いた乗用車のメーカー販売ランキングは、◇上海通用、◇上海大衆、◇一汽大衆、◇上汽通用五菱、◇東風日産、◇長安福特、◇長安汽車、◇長城汽車、◇神竜汽車--の順。
一方、利益に関しては、各メーカーとも振るわなかった。特に合弁企業が低迷し、今年1-10月の利益は15%減の1500億元にとどまった(前年は19%増)。大多数のメーカーは販売台数を拡大させるために利幅を抑制。こうした状況は11月も続き、販売価格の低下も販売増につながった。
自動車購入税を半減させる中国政府の政策支援が絶大な効果を発揮している。排気量1600cc以下の乗用車の販売台数が全体に占める割合は10月に比べ0.5%拡大。なかでも排気量1600cc以下のセダンの割合は昨年の76%から11月には79%まで伸びた。販売台数も、1600cc以上が5%減少したのに対し、1600cc以下は13%増加した。