韓国の発表後、日本も2017年に5Gサービス開発の完成を目指すことを宣言し、2020年の東京オリンピックで「さらに完璧な」状態で5G技術の実用化を実現するとした。両国は実用化の時期においてもひそかに競争を繰り広げている。
現状から判断すると、韓国はスタートでやや日本に勝っているように思われる。先月スイスのジュネーブで開かれた世界無線通信会議(WRC-15)では各国の5G周波数分配が行われた。
5Gのデータ伝送量は非常に大きいため、高周波を使用しなければならない。日本は会議で6-15ギガヘルツ案を打ち出したが、韓国はこの周波数はすでに衛星で使用されているとし、より高い24-40ギガヘルツ案を打ち出した。最終的に各国は5Gの使用は24-86ギガヘルツの周波数を使用することを決定した。関係者は「各国が韓国の提案した高周波を承認したことの意義は非常に大きい」とした。