浙江省桐郷市の古鎮・烏鎮で2014年に第1回世界インターネット大会が開かれた際、この1千年の歴史を持つ古鎮が持つ「スマート」な要素が人々を驚かせた。二次元コードが印刷されたプレートが各店舗の古めかしいドアや窓にかけられ、レストランや交通機関・ホテルにいたるまで全て支付宝(アリペイ)によるオンライン決済が可能になった。さらに5万人以上が同時に利用できる4Gネットワークが構築され、高齢者向けのスマート体験システム、端末による通報システムなどが登場した——。中国新聞網が伝えた。
そして今年、第2回世界インターネット大会の開催が近づいている。記者はこの「スマート化」された町を取材し、前回の開催から1年間でこの場所に起こった変化を感じた。スマート案内所、スマート自転車レンタルシステム、インターネット病院が登場したほか、桐郷市のワイヤレス・ブロードバンドの全面カバーが実現していた。