ネットショッピングイベント「ダブル 11(11月11日)」が過ぎれば買い物ブームも収まると思ったら大間違い。ネット通販好きはいつのまにか再び「強大な購買力」を蓄えていた。12月12日の「ダブル12」には、ネット通販サイト最大手のタオバオ(淘宝網)で大規模な販促キャンペーンが行われ、その「爆買い」の成果が世界を再び震撼させた。京華時報が伝えた。
▽同日の映画チケットの3分の1がタオバオで販売
映画ファンは12月12日の週末を見逃さなかった。データによると、ダブル12の当日、タオバオの映画チケット購入サイト「淘宝電影」では150万5千枚、総額4687万2千元(1元は約19円)分の映画チケットが販売され、同日の全国の興行成績の約30%を占めた。
▽島のオーナー誕生!
ダブル12の朝9時15分、ある消費者がタオバオで約600万元を支払い、モルディブの島を購入、晴れて島のオーナーとなった。
このほか、上海市のある不動産物件は195回の入札の末、662万元で落札された。天然ガスを輸送する貨物船は、7回の競り合いの末、600万元で取引が成立した。
またこの日、全国各地で差し押さえられた物件や車など1900件あまりがネットオークションにかけられた。午前10時半前後の時点で、取引額は10億元を突破した。