非常に興味深い現象として1990年代から現在までの期間で、現在の日本における自動車販売量は当時の半分しかない。しかも若者の自動車離れが進んでいるようだ。長江商報が伝えた。
一方、中国において、ここ数年の自動車販売量は1990年代に比べすでに十数倍になっている。日本国内でジリ貧する自動車市場に比べ、中国の自動車市場はまさに驚くべきスピードで急成長を遂げている。なぜ日本ではだんだんと車が売れなくなったのか、疑問に思えてならない。
独特な「痛車(いたしゃ)」文化
日本の調査機関がかつて発表した調査結果によると、女性の殆どが車は単なる移動手段なだけで、ほとんど特に何の感情も持っていない。男性では30歳以上のグループにおいて、車に対してたくさんの感情を持っているようだ。ところが、30歳以下の若者グループでは男女問わず特別な感情を持つ人が減少している。これは恐らく多くの人の予想に反する結果かもしれない。
若者の車に対する興味が段々と低下しているとしても、一部の人はまだ車に対して極めて特別な感情があることが見てとれる。それによって、目下、日本では専門の自動車改造ショップが依然として少なくなく、「痛車(いたしゃ)」(車体に漫画・アニメ・ゲームなどに関連するキャラクターやメーカーのロゴをかたどったステッカーを貼り付けたり、塗装を行うなどして装飾した自動車のこと。発信地は日本)文化も今なお、主流グループの中では流行している。