▽不動産の購入者が多数
ダブル12には数多くの不動産物件がネット販売され、ネット上で数十万~数百万元の物件を購入した消費者も多かった。十数時間の間に、タオバオの不動産チャンネルでは5千件あまりの物件が購入され、総額は100億元に達した。
タオバオのビッグデータによると、ネット上で購入された不動産の間取り人気トップ3は上から順に、「70~80平米の2部屋タイプ」、「80~90平米の3部屋タイプ」、「120平米前後の4部屋タイプ」となっており、中国人の改善型住宅ニーズが高まっていることが分かる。都市別で見ると、北京、上海、杭州、済南の物件が人気だった。また、不動産購入者の若年化の傾向が強まっており、26歳~30歳が32%以上、30歳~34歳が22%を占め、1990年代生まれも12%以上を占めた。
▽オンラインレッスンも人気
消費者が買うのは実際の品物ばかりとは限らない。ダブル12の日、学習・スキルアップ系の商品にも人気が集まった。タオバオの教育プラットフォームには1500の教育機関のオンラインレッスン2万件が集まっている。同プラットフォームではこの日、16万人以上が生放送のオンラインレッスンを視聴した。名門校・北京四中の有名英語教師もオンラインレッスンを行った。同プラットフォームにはこのほか、無料のレッスンもあり、多くの人が参加した。
この日、20カ国あまりの外国人教師(欧米諸国、フィリピン、小言語国を含む)5万人がレッスンを提供した。1対1のオンライン語学レッスンは特に人気だ。