韓国首都・ソウル市政府が5日に発表したデータよると、2015年の同市の海外直接投資(FDI、申告ベース)導入額が84億8900万米ドルに上った。前年同期を54.7%上回り、過去最高を更新。これについて韓国の聯合ニュースは、中国資本の大規模な流入が大きく寄与したと分析している。業界別でみると、金融業と保険業への投資が急速に増え、伸び率が247.3%に達した。サービス業も69.5%増。一方、製造業は38.9%減少した。
ソウル市政府によると、昨年には海外で9回の投資誘致プロモーションセミナーを実施。8社の企業や機関と覚書を交わした。今年も金融、バイオテクノロジー分野への投資誘致を強化する方針で、中国企業向けにプロモーションセミナーを開催する予定。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年1月7日