新興5カ国(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ。BRICS)が創設する新開発銀行(BRICS銀行)の本部に関する協定および本部をめぐる配置の了解覚書が27日に上海で調印された。外交部(外務省)の王毅部長が中国を代表し、上海市の楊雄市長が同市を代表して、BRICS銀行のクンダプール・バマン・カマト頭取とともに覚書に調印した。両文書の調印により、BRICS銀行は中国での順調な業務展開に法律面と制度面での重要な保障を獲得したことになる。
BIRCS銀行は新興5カ国が設立した政府間の国際機関。2015年7月に正式に設立され、「新開発銀行設立の合意」にもとづき、本部は上海市に設置された。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年2月28日